カウンセリングの内容
自毛植毛手術を受ける前にはカウンセリングを受けるのが一般的ですが、そのカウンセリングでは、自分が気になる点に関して全て納得いく回答が得られるまで、徹底的に担当のスタッフや医師とコミュニケーションを図ることが必要です。メールや電話でもカウンセリングを行っているクリニックもあるため、手術の内容や自身の頭皮や髪の状態に関して、しっかりと質問しておきましょう。
自毛植毛手術を受ける上で発生するメリットやデメリット、手術を受けることで発生するリスクやその対処法、アレルギーや体質などで想定されるトラブルなどについて一通りの理解を得ておく必要があります。また、手術後に万が一生着率が著しく低かった場合に、受けられる補償や再手術のサービスなどがあるかも質問しておく必要があるでしょう。自毛植毛手術は限られた数の髪の毛を利用するため、失敗は避けたいものです。
診察事務コミュニケーションを図る
カウンセリングには診察も含まれ、頭皮や毛根、頭髪の実際の状態を専門の医師が肉眼で確認しながら行います。実際の医師の診察結果を聞いて驚くようなこともあるかもしれませんが、基本的に、カウンセリングは患者さんの悩みや今後の要望を明らかにするコミュニケーションの場でもあります。どこの場所が薄毛になっているかだけでなく、どこが薄毛になっていることでストレスを感じているかなども明らかにする必要があり、医師との徹底した意志の疎通が欠かせません。
担当の医師が特別信頼できるように感じるのであれば任せっぱなしにしても問題ないかもしれませんが、自分が抱えている不安や悩み、植毛によってどのような頭皮や髪の状態を実現したいのかなどをしっかりと伝えておくことで、術後の思わぬトラブルやイメージとの相違を避けることが出来るでしょう。
植毛にこだわらなくても良い場合も
カウンセリングの結果によって、自毛植毛手術が必要でないことが分かるかもしれません。それはそれで良いニュースであると捉えることができます。自毛植毛手術はやはり高額になりがちな手術であり、100パーセント上手くいくという保証も現在のところありません。カウンセリングで育毛剤や発毛などの薄毛対策で十分効果的で十分効果的であることがわかった場合は、無理に自毛植毛手術にこだわる必要はないでしょう。
植毛手術を受けることにしたとしても、自分が希望するイメージを正確に伝えておくことは非常に重要です。医師の目から見て植毛に必要な部分や本数と、私たちが考えるイメージが違う場合があります。自分のイメージを正確に伝えておくことで、それを実現するために必要なステップや手術内容を、プロの医師たちが判断することが可能になります。
